
自分の眉を見て
「“おばさんぽく”なった気がする」「なんだか気に入らない…」
50代になるとそんなふうに感じる方も増えます。
しかし、ネットやSNSで紹介されている眉の描き方をやってみても、なんだかしっくりこない…。
その答えは、紹介されている「眉の書き方」は「誰かの正解」であって、あなたの顔に合わせた正解ではないからです。
ということで、今回のブログではあなたにぴったりな「自分だけの正解の眉」を見つける方法をお伝えします。
目次
脱・老け眉!見た目年齢を変える「位置・形・色」

眉で大事なのは、難しいテクニックよりも、どこに・どんな形で・どんな色で置くかという「位置・形・色」です。
多くの方が「生えている眉をそのままなぞる」という描き方をされているかと思います。しかし、元々の眉は、加齢で下がっていたり、薄くなっていたり、形が変わっていたり…。
なぞるだけだと、どうしても“今の自分に合う眉”にはたどり着きにくいんですね。
最初は少し勇気がいりますが、「眉のないところにも足して、理想の形を“作っていく」という意識を持ってみてください。
・眉尻を少し上げてみる
・眉の下側を少し足してみる
・眉頭の位置を1〜2mm動かしてみる
こうして、少しずつ書き足しながら「このくらいがしっくりくるな」というポイントを探していくと、今の自分の顔になじむ眉に近づいていきます。
では、理想の「位置・形・色」を見つける方法を、それぞれもう少し詳しくご紹介します。
老け見え眉と若見え眉の違い「位置」

まず知っていただきたいのは、「ほとんどの人は、もともと眉が“ベストな位置”にない」ということです。
私たちがこれまでレッスンで拝見してきた中でも、もともと“ちょうどいい位置”に眉が生えている方は、ほんの一握り。
ですから、ほとんどの方は位置を少し工夫してあげるだけで、ぐっと若々しく見えます。
「自分の眉は変な位置にあるから…」とあきらめずに、まずは、鏡の前でご自身の眉をゆっくり眺めてみてください。
「この人の眉、素敵だな」と思う写真が一枚あると、比べやすくなります。

目と眉の間がどれくらい開いているか
眉頭がどこから始まっているか
眉尻がどこまで伸びているか
きっちり測る必要はなく、ざっくりとした印象で十分です。
こうして比べてみると、「私の眉は少し上のほうにあるな」「眉頭が思っていたより外側にあるかも」など、小さな気づきが出てくるはずです。また、片側ずつ手で隠しながら“どちらの眉が自分の理想に近いのか” を比べてみるのも良いですね。
たまにレッスンでも「年齢とともに眉が上に上がってきた」とおっしゃる方がいらっしゃいます。 これは、加齢とともにまぶたが少しずつ重くなり、無意識に眉を持ち上げて目を開けるクセがつくことで、“目と眉の距離”が広がりやすくなるからです。
この距離が広がると、どうしても老け見えにつながりやすいので、まずはご自身の眉が「今、どんな位置にあるのか」を知ることが、若見えへの大切な第一歩になります。
老け見え眉と若見え眉の違い「形」

眉の“形”は、年齢とともにゆっくり変化していきます。表情のクセや筋肉の変化によって、気づかないうちに眉のラインがゆがんできたり、若い頃とは違う角度になっていることもよくあります。
そのために、若いころは”眉をそのままなぞる”だけで決まっていた方も、今同じようにやっても、なんだかしっくりこなかったりするんですね。
若見え眉の形のポイントは「眉尻の位置」と「角度」、「太さ」です。
眉尻が目元の方まで下がってしまったり、眉山が急にグッと上がっていたりすると、どうしても「疲れて見える」「きつい印象に見える」といった“おばさん見え”につながりやすくなります。
全体的に細過ぎる眉も、「昔っぽさ」が出てしまって50代のお顔立ちでは“老け見え”しやすくなってしまうんです。

若見えする眉は、眉頭 → 眉山 → 眉尻 がなだらかにつながっていく穏やかなアーチで、ほどよい太さが保たれている眉です。
眉尻は眉頭の位置より下がらないようにすると、これだけで、顔の輪郭まで引き締まって見える効果があります。
眉の位置と同じように、鏡と向き合って理想の眉と自分の眉の形を見比べてみましょう。
「私の眉尻って随分下がっていたんだ!」のような気づきが得られるはずです。
老け見え眉と若見え眉の違い「色」

「ペンシル1本で、全部同じ色で塗っている」という方も多いですよね。
でも、それだとのっぺりとした印象になりやすく“描きました感”が強くなってしまいます。
一方で、眉が浮いてしまわないようにと、薄くしてしまうとおばさん見えにつながってしまうことも。

鏡ですっぴんの眉を見ていただくとわかるように、本物の眉は必ずグラデーションになっています。この自然な濃淡を再現するために、 レッスンでは「グレー・淡いブラウン・濃いブラウン」の3色を使います。
日本人の眉はほとんどの方が「黒」なので、足りない眉を書き足すには「グレー」が一番自然に見えます。ただ、グレーだけだと印象が重くなってしまうので、2色のブラウンを使います。
本物の眉に近づくようにグラデーションをつけていくわけです。眉頭は濃くならないように、眉尻に向かって濃くなるようにするのが基本のやり方です。
余談ですが、少し前に初の女性総理・高市早苗さんのメイクが変わったことが話題になりましたね。
あのように、眉の“色”や“太さ”が整うだけで、印象は大きく変わるんです。
「眉の黄金比」は“あなたの顔”に当てはめるための参考に

雑誌やSNSで紹介されている「眉の黄金比」。
・眉頭は小鼻の真上
・眉山は黒目の外側
・眉尻は小鼻と目尻を結んだ延長線上
もちろん役に立つ知識ではありますが、そのままの形が全員に当てはまるわけではありません。
これまで何万人もの生徒さんの眉を見てきても、黄金比にそのまま当てはまる方は、ほんのわずかです。なぜかというと、50代になると骨格やまぶたの厚み、眉骨の高さなどが人によって本当に全く違う形に変化しているから。
そのため、黄金比を“正解”として考える必要はありません。大切なのは、あなたのお顔にとって美しく見える位置に、黄金比をどう活かすかという視点なんです。あくまでも「目安」として、そこからご自身の骨格に合わせて微調整していく。 それが一番自然で、しっくりくる眉につながります。
最近流行りのアートメイクは? 50代の眉にはどう?
「アートメイクってどうですか?やった方がいいでしょうか?」
レッスンではそんなご質問もたまにいただきます。
アートメイクとは、皮膚の浅いところに色を入れて眉を整える技術で、2〜3年ほどは洗っても落ちないのが特徴です。
眉メイクが苦手な方にとってとても便利な反面、ちょっと慎重に選びたい方法です。
というのも、特に50代以降はまぶたや骨格がゆっくり変わっていくため、数年前の形が、今の自分の顔にしっくりこなくなる」というケースもあります。
手描きの眉には、その日の雰囲気や体調に合わせて細かく調整できる良さもあります。
無理にアートメイクで形を固定しなくても、自分に似合う眉が分かっていれば、メイクだけで十分“若見え”は叶う、というのが私たちの考えです。
脱・おばさん眉!“自分に合う眉”の見つけ方まとめ
眉は、年齢とともに少しずつ形や位置が変わっていくパーツです。 でもそのぶん、整え方を少し見直すだけで、お顔全体の印象は驚くほど変わります。
今回お伝えしたように、まずはじっくりご自身の眉を「位置・形・色」の視点で観察すること。そして、理想の眉に近づくように何度も書いてみることです。最初から完璧に描けなくても大丈夫。
鏡の前で“なんとなくいつもよりいいかも”と感じられる瞬間が、そのまま若見えへの変化のサインになります。
何度も書いて、なんて流暢なこと言ってられない!すぐにどうにかしたい! という方は、ぜひプロにご相談してみるのがおすすめです。

私たちのメイクレッスンでは、「神の手」と呼ばれる代表講師の吉村薫子が、お一人おひとりのお顔に合わせて、
ご自身で美しい眉が描けるようになるまでゆっくり丁寧にお手伝いしています。
年齢を重ねた今だからこそ、眉はもっと味方になってくれます。
今日から、ふんわりと整える一歩をはじめていきましょう^ ^


