「目の下のたるみが気になる」「ゴルゴ線ができてしまった」と悩んでいませんか?
私たちのレッスンでは、目元のお悩みをお持ちの方が多くいらっしゃいます。特に最近は「目の下のたるみ」を気にされる方が増えています。
目元のたるみは、疲れたように見えたり年齢を感じたりして、鏡を見るたびに気分が落ち込むこともありますよね。
しかし、たるみの原因を知り、メイクとスキンケアを少し工夫するだけで、目元の印象をぐっと変えることができます。
この記事では、私たちのレッスンでお伝えしているメイクのコツやスキンケア方法を交えながら、目の下のたるみ対策について詳しくお伝えします。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
目の下のたるみの主な原因
目の下のたるみの原因は、外的要因や遺伝要因など人によって異なりますが、多くの場合は以下の4つの理由で起こりやすくなります。
加齢による肌のハリと弾力の低下
生徒さんの中でも特に多いのが、年齢による肌の変化を実感されている方です。年齢を重ねると、肌を支えるコラーゲンやエラスチンが減少してしまいます。これによって、目元の皮膚が薄くなり、目の下のたるみが目立ちやすくなるんですね。
さらに、眼球の周りには脂肪が集まっているため、加齢とともにその脂肪が下に移動してしまうこともあります。これが「目の下のたるみ」になったり、ゴルゴ線と言われる影を作ったりしてしまうのです。
長時間のパソコン・スマホ使用
現代生活では、スマホやパソコンを長時間見続ける方が多いですよね。スマホなどの画面を長時間見続けていると、目元の筋肉が酷使され、疲労がたまってしまいます。
それにより、目元を支える筋肉(眼輪筋)が衰えてしまうことで、皮膚や脂肪をしっかりと支えられなくなり、目の下にたるみが生じやすくなります。
また、画面を凝視している間、瞬きの回数が減ることで血行不良が起こり、これがむくみやたるみの原因となることもあります。
紫外線によるダメージ
みなさんご存知の通り、紫外線は肌の老化を促進する大きな要因の一つです。
しかし、日焼け対策はされていても、目元のケアまで徹底されている方は意外と少ないかもしれません。
目元は特に皮膚が薄いため紫外線の影響を受けやすい部位です。紫外線を浴びてしまうことでお肌の弾力を保つ元となるコラーゲンやエラスチンが破壊されやすくなり、上まぶたや目の下のたるみが目立つようになってしまいます。
老廃物の滞りやむくみ
むくみは、老廃物や余分な水分が排出されず、体内に溜まってしまった状態です。この老廃物の滞りが目の下に現れると、たるみがさらに目立つ原因になります。
特に50代以降は代謝が低下し、老廃物が流れにくくなりがちです。これにより、上まぶたや目の下が腫れぼったく見えたり、たるみが強調されることがあります。
メイクで目の下のたるみを自然にカバーする方法
鏡を見るたびに気になってしまう目の下のたるみ・・・。実は、メイクを少し工夫するだけで、上まぶたや目の下のたるみを目立たなくすることができます。
ここからは、実際のレッスンでも生徒さんにお伝えしている目からウロコのたるみ隠しテクニックをご紹介します♪
スキンケアで肌を整える
まずはメイクを始める前に、肌をしっかり整えましょう。
清潔にした手で化粧水・美容液・クリームでたっぷりと保湿をして、目元にうるおいを与えます。化粧水は3回ほど重ね付けするのがおすすめ。
その後、日焼け止めクリームやUVカット効果のある化粧下地を使用して保湿兼紫外線対策も忘れずに行いましょう。
このステップを丁寧に取り入れていただくだけでも、ベースメイクのノリが格段に良くなり、目元が自然に明るく見えますよ。
ファンデーションを全体に薄く塗り均一な肌を作る
スキンケアの後は、肌の色に合わせたファンデーションを少量手に取り、顔全体に薄く伸ばしていきます。
このとき、厚塗りは絶対にNG!
お顔全体にファンデーションを厚塗りしてしまうと、たるみを逆に目立たせてしまう原因になったり老けた印象を与えてしまったりする原因になります。
ファンデーションの使う量は米粒程度で、軽やかな仕上がりを意識しましょう。
濃い色のファンデーションで目の下のたるみをなかったことに!
目の下のたるみが目立つ部分には、コンシーラーでピンポイントで隠すよりも肌より少し濃い色のファンデーションを使うのがおススメです。
目の下から頬にかけて1枚の布をかけるように濃い色ファンデーションを塗り、色斑がなくなるように均一にすることで、たるみが目立ちにくく、クマやシミといった年齢肌のあらをカモフラージュできます。
一般的にはコンシーラーを使うことが多いですが、コンシーラーは部分的に使用するため、塗った部分だけが浮いて見えてかえって余計に目立ってしまうことがあります。
濃い色ファンデーションを広めに塗ることで全体のバランスが整い自然に仕上がります。
明るい色のファンデーションで立体感をプラス
淡い明るい色のファンデーションを目の周りにしっかり塗ります。これにより、光が当たったようにお肌が明るく見えハリ感もアップ。
また、合わせて以下の箇所にも同じように乗せると立体感のあるお顔に仕上がります。
・おでこ
・鼻筋
・顎先
ビューラー&マスカラで目元のたるみを引き上げる
仕上げに、アイメイクで目元をさらに引き上げます。
まずはビューラーでまつげを根本から毛先までしっかりカールさせます。根元から丁寧に挟み、毛先に向かって少しずつずらしながら挟んでいくと、自然なカールが作れますよ。
次に、マスカラでまつげを根元から毛先までしっかり塗ります。このステップ行っておくと、目元に上向きのラインができるので目元がぐっと引き上がったように見え、瞼や目の下のたるみが気にならなくなるんです。
目の下のたるみを予防・改善する方法
目の下のたるみは、メイクだけでなく、日々のケアによっても改善が期待できます。ぜひ、日々の習慣にしていただき、上まぶたや目の下のたるみのお悩みを解消しましょう!
アンチエイジング用のスキンケア化粧品を取り入れる
50代の肌は乾燥しやすく、弾力を失ってたるみやすくなります。高保湿成分やハリケア成分が配合されたスキンケア製品を選び、目元のケアをしっかり行いましょう。特に専用のアイクリームや美容液は、目の下のたるみを防ぐ強い味方です。
紫外線対策の見直し
紫外線は目の下のたるみを加速させる大きな要因です。肌の奥深くにある真皮層を支えるコラーゲンやエラスチンを破壊するため、紫外線対策は欠かせません。UVカット効果のある日焼け止めやアイクリームを毎日のスキンケアに取り入れましょう。
食生活の見直し
「糖化」は肌のハリを失わせる原因のひとつです。特に糖分の多い食生活は、たるみやくすみを引き起こすリスクがあります。
・炭水化物や甘いものを控えめにする。
・食事は野菜などの食物繊維から先に食べる。
バランスの取れた食事を心がけることで、内側から健康的な肌を目指しましょう。
マッサージを取り入れる
目元のたるみの原因のひとつである老廃物の滞りやむくみは、リンパの流れを促すことで改善が期待できます。
ただし、目元は皮膚が薄くとてもデリケートな部位なので、マッサージ中は優しく触れることを心がけましょう。
また、乾いた肌で行うと摩擦で肌を傷める恐れがあるため、必ずクリームやオイルを使用して、指の滑りを良くしてから行ってください。
【簡単たるみ解消セルフマッサージ】
①首筋を上から下にさすり、鎖骨に老廃物を流します。
②手のひらで顔全体を覆い、上から下へ中心から外に向かって優しくさすります。
③下あごから耳に向かって撫で上げ、そのまま首筋を通り鎖骨に流します。
具体的なマッサージ方法については、別の記事でも詳しくご紹介していますので、こちらをご覧ください。
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目の下のたるみを解消して、自信を取り戻しましょう
目の下のたるみが気になると、どうしても鏡を見るたびにため息が出てしまうもの。でも、日々のケアやメイクの工夫で、そんな悩みを解消し、自信を取り戻すことができます。ぜひ、今日から少しずつ始めてみてください。
もし「自分に合った方法がわからない」という方は、ぜひ私たちのレッスンにいらしてくださいね。
一人ひとりに寄り添いながら、あなたにぴったりのメイク方法やケアのコツをお伝えします。目元が変わると、見た目だけでなく気持ちまで明るくなるはずです。
まずは一歩踏み出して、お顔の印象を変える楽しさを私たちと一緒に体感してみませんか?
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